2008年7月02日(水曜日):コラム「安全への道」
一致協力してけがや病気を追い払いませう
代表取締役会長 谷澤 陽太郎
私どもの日本保安用品協会(脚注)は、会員の皆様をはじめ、職員の方がたの並なみならぬご努力で、徐々に成果も挙がり、ご同慶の至りであります。
小生、今年の全国安全週間に際し、当協会副会長の名で、厚生労働大臣功績賞を頂きました。まことにありがとうございました。ほかに功績の大きい方が、沢山おられるのに、と恐縮しております。ただ、この協会が産業安全の進歩に貢献した、と認められたことは、これからの協会にとって、心強い支えになること、と喜んでおります。
全国安全週間の第1回は、昭和3年(1928)でありますが、この年のスローガンは、首題のごとく、一致協力して怪我や病気を追払いませうというものだったそうです。安全と労働衛生も未分化で、まことに素朴なスローガンです。 でも仲なかいいではありませんか!
この全国安全週間は、第1回以来、一度も休みなく、続いて来たそうです。先覚者の強い意思が感じられます。昭和20年(1945)、終戦の年には、1ヶ月早く、6月1日から1週間催されました。まるで終戦を予知していたみたい、・・・次ぎの昭和21年(1946)には、逆に逆に3ヶ月遅く、10月1日から1週間催されました。米の不作(特に前年ひどい)で人心が荒(すさ)んでいたから、その年の米が穫れた頃にやろう、ということだったそうです。

(労働省安全衛生部編 全国安全週間のあゆみ−1977年中央労働災害防止協会発行より)
今年のスローガンは下の通りでした。
災害ゼロでなく、危険ゼロという言葉でしめた所に、73年の歴史の重みを感じます。
この稿が出る頃は、労働衛生週間が近い頃だ、と思います。安全に、労働衛生に、この協会の一層の活躍を、会員の皆様と共に支えてまいりたいと存じます。
※この文は(社)日本保安用品協会の機関誌「セーフティダイジェスト2001年9月号」に載せたものです。
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